現行モデルはインジェクションなのでキャブレター仕様のハーレーなら中古車

古いハーレー米国生まれの大型アメリカンバイクとしてハーレーが有名ですが、ハーレーの現行モデルのラインアップには、キャブレター仕様がありません。すべてに、インジェクションが採用されています。
インジェクションは、あらゆるセンサーからの情報により、エンジンに供給するガソリン濃度をコンピューターで算出するものです。エンジンの始動性が良く、燃費が良いのがメリットですが、個人がチューニングしづらいというデメリットがあります。そこで、自分でチューニングしたい人は、あえて旧車のハーレーを購入する人もいます。

これから、ハーレーを購入する場合には、新車で購入するとインジェクションとなってしまうため、どうしてもキャブレター仕様が欲しい場合は、中古車に手を出す必要があります。ハーレーの中古車選びにはいくつかのポイントがあります。

ハーレーを中古で購入する際には最初にタイヤを確認しましょう。スリップサインを確認してタイヤの溝が十分であるかを確認します。また、タイヤの側面を見てひび割れなどがないかを確認します。タイヤは、すり減っていなくても寿命があり経年劣化します。ひび割れがあると古いタイヤですので、購入後すぐにタイヤ交換をしなければならなくなります。

フロントフォークもよく確認しましょう。特に、アウターチューブがきれいかどうかや、インナーチューブにサビやキズ・オイル漏れがないかを確認します。

ブレーキ類についてもしっかりと確認しましょう。
チェックポイントはブレーキパッドの残量です。1mm以上の厚みがないと、すぐに交換するハメになります。時に、大きな事故を起こした事故車が流通していることがあります。それは、ハンドルストッパーに傷があるかどうかで確認できます。大きな事故を起こした車両であると、ハンドルストッパーが無くなっていることもあります。